妊娠SPAY

2019年4月2日

SPAYとは、避妊手術のこと。

様々な術式がありますが、やることは卵巣と子宮を切除することです。(昔は卵巣だけの摘出もあったみたいですが)

目的として、

○発情行動を防止する

 そのわんちゃんのご家族さんが繁殖を望まなければ、その子はずっと繁殖行動をとることができません。動物の性衝動を我慢させるためのしつけはナンセンスです。

 たまに生理でナーバスになったり、食欲が落ちたりする子もいます。そういう子には積極的に避妊手術を勧めます。

○生殖系の病気の予防

 腫瘍年齢とされる8歳以上の女の子に増えるのは、乳腺腫瘍。避妊手術をしていない女の子の25%にできるといわれています。

 初回発情前に避妊手術を行えば、発生率0.5%に抑えられます。これってすごい確率です!

 毎年多く遭遇するのは、子宮蓄膿症。これは放置すると致死率も高く、診ているこっちが子宮(実際には下腹部ですが)がきゅうきゅう痛くなる本当にしんどい病気です。

☆望まない妊娠を避けるため

 まだまだ毎年多くの犬猫が殺処分されています。

 根が深い悲しい問題です。(みなさん、新しい家族を迎えられる際は、一度保護犬猫にも興味を持ってくださいね)

ここで本題

最近、立て続けに妊娠spayが入りました(;_;)

妊娠spayとは、すなわち、堕胎です。子宮と卵巣ごと赤ちゃんを取り出します。

にゃんこさんはノラ猫さんで、家に居ついてしまって、もう30頭くらい生んでいるらしく、やっと慣れて連れてこられました。

わんこは、外飼いでした。最近、おなかが大きくなってきたとのこと。

おなか、開けてみると・・・

めっちゃでかい子宮が・・・

たぶん、もう数日で生まれてくるくらいの週齢だと思われます・・・

(ちなみにわんこの妊娠期間は、63日間。もちろん前後しますが。)

はぁ、心がきゅーーーーっとつぶれてしまう瞬間でした・・・

望んで、望んでも、妊娠できない自分が、妊娠子宮を摘出する

なんともいえない苦しさがありました。

無責任なご家族さんに、見せてやりたいと感情的になりましたが、

見せることはなく、言葉でしっかり伝えて、反省してもらいました。

はぁ・・・

動物

Posted by mindennen